ブロークンでなくて、世界中のどこでも受け入れられる標準英語のこと。多少発音に難があっても、構文と単語がスタンダードなら、国際語として充分です。
ですから、アメリカのスラングをどんなに沢山知っていても、世界のほかのところで通じなければ意味がありません。標準英語とは常識と教養ある人が'意識を持って習った英語'といえましょう。アメリカ人が英語を習ったり、イギリス人がニューヨークの米語を勉強することは決してまれではありません。今、話題の「ブリジット・ジョーンズの日記」は、ロンドンに住む30代の独身女性が書いたものですが、映画の主役を演じるレニ?・ゼルウィガーはテキサス生まれのアメリカ人。ロンドン英語を勉強したり、密かに現地の出版社に勤務したりして'本モノ'に成り切る努力をしたそうです。